atelier VITIS 『フレンチトリオの 美しき夕べ』

 

5月13日(金) 18:30〜、神戸平安教会に於いて、室内楽シリーズ atelier VITIS 第3弾を開催します。

 

今回はヴァイオリニストの佐藤一紀氏に加え、フランス各地で活躍するチェリスト・平野朝水さんと共に、近代フランス2つのピアノ三重奏を演奏します。

 

プログラム前半は、第1次大戦中に書かれた、M.ラヴェル円熟期の傑作。

後半は時代を少しだけ遡り、18歳のC.ドビュッシーが書いたロマンチックな作品をお届けします。

 

神戸の小さな会場/親密な空間で、皆様と共にアンサンブルに耳を傾ける時間を。

お誘い合わせの上、是非お越し下さい。

 

演奏会の詳細はConcert Activitiesへ。

チケットのお申し込みはこちらでも承っています。

 

 

「美しき夕べ」



沈む太陽が川の流れを薔薇色に変え、


生温かい微風が麦畑を駆け抜けるとき、


幸せになりなさいという声が万物から湧き上がり、


思い悩む心に込み上げてくるかのよう。



それは、現世の魅力を味わいなさい、


若く、夕暮れが美しいうちに、と勧める声。

なぜなら我々は去るのだから、あの波のように、

波は海へ、我らは墓へと。

 

ポール・ブルジェ原詩